ミドリシジミの休息場所
2020年 09月 07日
投稿が遅くなってしまいましたが、2020年8月1日、ゼフの採集に行ってきました。日帰り単独行で、採集場所以外の立ち寄り場所はサービスエリアと道の駅のみ、立ち寄り場所ではマスクとエコバックが必須といった採集行です。
晴れていた天気が曇りがちになり、あまりチョウが飛ばなくなった午後2時前後、ゼフの影の濃いカワヤナギを見つけました。1回たたくと3頭ぐらい飛び出しました。カワヤナギは枝が多く細い葉が密に生えており、茂みに潜り込んで休息していたのではないかと思います。飛び出した個体は、茂みに入る個体と枝先を占有する個体とが2:1ぐらいでした。茂みに入った個体の向きを確認できたのは1頭のみでしたが、葉の基部で葉柄の方向を向いて止まっていました。また、梢で占有姿勢をとった個体は、場所と姿勢は占有そのもので、追い立てるとまた元の梢に戻るのですが、近くをゼフが飛んでも追いかける気配がありませんでした。なお、ここで採集したゼフは全て(タダ)ミドリシジミでした。食草のミヤマハンノキは周辺に多くありましたが、ミヤマハンノキからは叩いてもゼフは飛び立ちませんでした。
ミドリシジミが沢山いたカワヤナギです。