第九作 ヤマトシジミの求愛 カタバミの製作
2020年 03月 07日
第九作はヤマトシジミの求愛場面を作ろうと思います。昨年、通勤途中に見かけた場面で、葉の上で♂が♀の前に止まって、翅を半開きで震わせていました。フェロモンを♀に浴びせていたものと思われます。
ジオラマとしては、食草であるカタバミ、求愛場所としてシソを作ろうと思います。
まずはカタバミから製作しましたので、製作過程の写真を披露したいと思います。
レシート用紙に薄い黄色のプラモデル用カラー、アルコール性クリアカラー、黄緑のポスターカラーを順に重ね塗りした後、千枚通しで葉脈を削り出し、葉の中心部を赤鉛筆で着色します。
つやけしのアルコール性クリアカラーを上塗りします
葉を組み合わせます。
軸はキビ柄で葉との接着面積を増やすために先端に糸をまきました。
この後、まいたところが先端になるように軸を切って、塗装し、クリアカラーで上塗りをします。
できあがった軸に葉を接着したところです。
花は葉と同じくキビ柄に糸を数回まいて花の中心部を作ります。色は黄緑です。
花びらは、イボタで作ったのと同じ方法で、中心部の下半分ががくに、先端が柱頭に見えるように巻き付けました。
また、地面に模した台は、地面の写真を撮って印刷し、発泡スチロールの板に貼り付けた後、茶色を薄く塗りました。
部品を台に貼ったところです。
次はシソを作りますが、シソの葉はしわが多いので製作法を試行錯誤している最中です。